ねこやまローカボ日誌

美味しいご飯を気にせず食べたい、食べさせたい。だから厳選ローカボレシピを紹介させて。

聞き上手になろう!人の話を聞くすごく簡単な傾聴テクニック!

人の話を聞くすごく簡単な傾聴テクニック!

 

本当に大切な傾聴テク。

 

興味を持たれない会話ほど、地獄に感じる時間はない。圧迫的な態度で話を聴かれても、言葉が上手く口から出ない。

 

もし皆様が、これから新社会人になられるなら。そして数多くの方々と出会い、お話をする機会が増えるなら。

 

本日ご紹介する、人の話を聞く技術。小難しい技術ではなく、本当に使い易い傾聴テクをお伝えしたい。

 

しかも座る角度や呼吸タイミングなど、普段使いが難しい方法ばかりではなく。実際の会話で使い易い方法だけを、厳選してご紹介させていただけるだろうか。

 

この記事をお読みいただくと
  • 本当に使い易い、人の話を聞く技術が良く分かる
  • 小難しい方法ではなく、基礎的な傾聴テクが分かる
  • 苦痛な上司の自慢話が、少しだけ楽になる

 

宜しければ、ご覧いただけますでしょうか!この記事が、より楽しい会話の糸口となれば光栄です(*‘∀‘)!

 

 

 

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効果的な人の話の聴き方とは?

本当に効果的な人の話の聴き方とは?

 

むちゃくちゃ失敗した。

 

まず最初に申し上げておくと、私は過去に会話で相当数の失敗を重ねている。特に20代前半はMr.ジブンスキーと揶揄されるほど、自分のことしか話さない若者だった。

 

時に新宿の合コンで会話を遮り、猛烈なまでに自分アピール。俗に言われるウザイ奴の称号を、ぶっちぎりの大差をつけて獲得していた。

 

まるで毎日が選挙演説かのように 自分の話を連発していた若き暗黒期

 

しかし社会人を5年6年と重ねるうちに、これではヤバいと痛感した。それは職種の変化と共に、人と会話する機会が圧倒的に増えたためである。

 

そして現在の職種は、法務コンサルティング。主に中小個人様を相手とする、いわば歩く何でも法律相談屋さんを生業とさせて頂いている。

 

この職種は本当に人と良く話し、そして同時に会話が仕事に直結する。そのため人の話を聞けないという欠点は、致命傷以外の何物でもない。

 

そのため長年多数の書籍を読み漁り、同時にビジネススクールにも参加させていただいた。どうすれば人に心地良く話していただける、最強の傾聴マスターになれるかと。

 

そして実戦での場数を重ねること、約6年。年間約250人の相談・雑談を受ける中で、本当に使えるリスニングメソッドを培わせていただいた。

 

それは基本的な要点だけに特化した、誰でも使える聞く技術。耳慣れた方法をブラッシュアップした、小難しい手法一切なしのシンプルな方法である。

 

一番使い易い拝聴テクは やっぱり最もシンプルな方法である

 

だがしかし。

 

本日ご紹介する技術には、ありきたりな方法も多数存在する。ただそれらはやっぱり大切だね(*‘∀‘)!と確信する、王道で間違いのない傾聴テクである。

 

そのため復習がてら、それらの基本的な技術も併せてご確認いただきたい。きっと皆様が過去に学ばれた注意事項を、振り返るきっかけとなるのではないだろうか。

 

前置きが猛烈に長くなり、誠に申し訳ない。ただ助走を付けずに話し出すと、恐らく秒速でハイ見たことあるー(*‘∀‘)!とぶった切られてしまうから。

 

では早速、本当に効果的な人の話の聴き方をご紹介しよう。まず本記事でご紹介するポイントは、ずばり以下の要素である。

 

アクティブリスニング・先入観と無意識の排除・聞き手の理想的な姿勢

 

二日酔い並に頭が痛くなる、ちょっと分かり難いこれらのポイント。ただ今回は非常に分かり易く、噛み砕いてご紹介させていただきたい。

 

では早速、これらの方法を一つづつ確認しよう。そしてアイツと話すと楽になるよね(*‘∀‘)!という、最高の賛辞を友人様から頂戴しよう。

 

人の話を聞くためのアクティブリスニング

人の話を聞くためのアクティブリスニング

 

アクティブリスニング。

 

それはその名の通り、アクティブ(能動的)にリスニング(聴く)こと。つまりほうほうほう(*‘∀‘)!?と前のめりになり、相手の会話に興味を示すことである。

 

冒頭でも述べたが、興味を持たれない会話とはまさに地獄。まるで尋問を受けているかのような、上司への進捗報告などがそれに該当する。

 

ただし本記事では、仕事上だけではない傾聴テクをご紹介したい。時に相手の戦略を上回ることを目的とする、コンサルティングな要素は一切排除させていただこう。

 

あくまで本記事の目的は、相手に心地良く話していただくこと。そして結果的に自分自身を理解していただき、より良い信頼関係を結ぶことである。

 

相手様に心地良く話していただくことで 結果的に深い信頼関係を築く図

 

そしてこのアクティブリスニングにおける注意事項は、ずばり以下の通り。まず簡単な表現ばかりで申し訳ないが、基本的に以下の発想が効果的だ。

 

アクティブリスニングの注意事項
  1. 複数の相槌・頷きで、会話を誘導する
  2. オウム返しには、相手の名前を時折織り交ぜる
  3. 最初は何があっても、とりあえず肯定
  4. 共通点を探さない
  5. アドバイス・結論は基本不要(例外アリ)

 

では早速、一つづつ見てみよう。これらの拝聴テクを混ぜながら会話を進めると、あらゆる会話に不規則な面白さを発見できるだろう。

 

複数の相槌・頷きで、会話を誘導する

 

まず最初に心地良い会話進行において、相槌と頷きは不可欠だ。これは全く頷かない方と会話をされた経験をお持ちなら、きっとご理解いただけるはず。

 

ほうほう?

それでそれで(*‘∀‘)?

 

ただこの一言が伝えられるだけで、会話の温度はグッと高くなる。しかし意外と出来ていない、過去何度も怒られた基礎オブ基礎の傾聴テクである。

 

そして実際に相槌を打ってみると、不思議なほどに自分の中からも興味が沸き起こる。全く興味を持てなかった話にもかかわらず、何か重い腰が一つ挙げられた感覚になるのだ。

 

適切なタイミングで相槌を打つことで 自分の中から興味が自然と湧き出す図

 

つまり相槌や頷きとは、まさに話を聞いていますよ!とアピールする最も簡単な会話術。言うならば潤滑油として活躍する、会話界のクレ556的存在だ。

 

そしてここまでは、非常にありきたり。だがポイントは、そのレパートリーの豊富さである。

 

もしこの相槌をメイン武器として会話を進めるならば、一つや二つでは絶対に兵力不足。お気に入りの相槌を、ずばり20種類はストックしておくべきだろう。

 

20種類('Д')!?

こいつ相槌バカなの!?

 

そう思われるかもしれないが、実際そうかもしれない。ただ実際に繰り返される同じ相槌は、高い違和感を与えてしまう。

 

それはまるで、単語搭載が不十分なAS〇MOと会話をしているようなもの。体感的に30秒間に3回程度同じ相槌を繰り返されると、本当に聞いてるのかな…?と不安を感じてしまう。(※30秒は数えると意外と長い)

 

僅か一種類の相槌を繰り返され 次第に返答にロボ感を感じ始める図

そのため私達は、様々な相槌を習得しておくべきだろう。勿論会話の相手により使用できる種類も異なるが、以下のパターンなどはいかがだろうか。

 

おすすめ相槌一覧(対友人編)

ふんふん ほうほう? ちょっと信じがたいね…
いいなぁそれ! さてはマジだな? ムリムリムリ!
うんうん え、そんなことが!? 特殊過ぎるでしょ!
そうかそうか まじか!? そっちの意味か…
それでそれで? ありえるの!? 心底感心するよ…
ん、んで? 今一度言って!? ちょっと深呼吸させて?
え、そうなの? 計り知れない! ですって皆さん!(周囲に向かって)
考えられない… とんでもないな… たまげましたな…!
なにがあったの? ははーん? ○○すぎぃ!(声を大にして)
そこで? 笑うしかないね? ○○かな?(真顔で)
普通じゃないね!? 発想がすごい! あらー…(大阪のおばちゃん風)
まさかの? 今日一驚いたよ! それはすごい。(ニャンちゅう風)

 

後半少しはっちゃけてしまい、誠に申し訳ない。ただこれらの相槌はあくまで一例のため、皆様の好みと相手様に併せてご選択いただければ幸いだ。

 

ちなみに私は相槌をあと2兆個持ち併せているため、必要ならばお譲りしよう。専用電話番号は『あ・い・づ・ち・だ・い・す・き』まで、奮ってお電話いただきたい。

 

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オウム返しには、相手の名前を時折織り交ぜる

 

そしておふざけもこのくらいにして、どんどん進めよう。次にアクティブリスニングに効果的なのは、オウム返し+相手の名前呼びである。

 

オウム返しはその名の通り、相手の会話の一部を繰り返し反復するテクニック。実は〇〇だったんだと言われたら、へ~〇〇だったんだ(*‘∀‘)?と切り返す方法だ。

 

こちらも会話を聞いているというアピールにおいて、非常に効果的な手段の一つ。そして今回はそこに、時折相手の名前を加えるという手法を推奨したい。

 

オウム返しに会話上の主語をはめ込み より高い傾聴効果を持たせる図

 

この際に加える名前は、相手様そして会話の登場人物の名前でも構わない。主語をより明確にすることで、聞いてますよアピールがさらに効果的に働くテクニックだ。

 

これはシンプルながら非常に使い易い、初めての方との会話にお勧めの傾聴テク。何故ならこのオウム返しで、相手のお名前も同時に覚えられるから。(結構忘れちゃうんだ)

 

最初は何があっても、とりあえず肯定

 

絶対に否定するな。

 

これは私が25歳の時、上司にガチで怒られた注意点である。それはその名の通り、会話の始まりで絶対に肯定しろという注意点である。

 

当時は賛否両論分かれる会話術だったが、結果的に見ると非常に大切。なぜなら会話の出だしから否定することは、会話の進行そのものを無効化する要素だから。

 

ただこれはコンサルティング等の、意見を投げ合う現場での話ではない。あくまで一般的な雑談や相談の上での話であり、何かしらの答えを導き出す種類の会話を前提としていない。

 

さらに実際の現場でも、現在は否定ではなく意見を述べるべきだとされるケースが多い。時にディベートでも禁止事項として設定される、開口一番☆全否定問題だ。

 

つまり会話の出だしにおいては、『確かにそうですね?』『なるほどなるほど』『そういうことか…』とまずは肯定することから。『いやいや!』『それはおかしい!』と意見を戦わせるタイミングとしては、明らかに早すぎる。

 

しかも本記事の『人の話を聞くテクニック』では、否定自体も一切不要である。目的はあくまで傾聴であり、会話に何かしらの回答を導き出すものではない。

 

そしてその最初の一歩が、話の出だしで絶対に否定しないというルールである。この出だしさえスムーズには入れれば、傾聴は安全に進行するだろう。

 

なぜなら会話の入り口は、まだ意識のすり合わせが出来ていないから。つまり思わず否定したくなることを言われやすい、もっとも危険な時間帯なのだ。

 

開口一番突っ込みたくなるような 想像もしない出だしから始まる会話の図

 

そのため会話に入る前から、開口一番否定しないことを前提に会話を始める。これで強力クレーマー様とのやり取りも、トルネードから荒波レベルまで緩和されたものである。

 

もちろん話し相手があまりに常識外れならば、不利益と考えて拝聴をやめる選択肢もある。しかしそれでは本記事の趣旨が満たされないため、最後まで聞きまくるという前提で進めさせていただきたい。

 

共通点を探さない

 

さらに意外と重要なのは、会話で無理に共通点を探さないという点である。これには二つの理由があり、決して奇をてらった会話術ではない。

 

まず一つ目は、『知らない話題の方が盛り上がれる』という理由。知らない話題なら聞き出す引き出しも多くなり、おのずと柔軟な質問が構成できる。

 

さらに相手が知らない情報を教える・伝えることは、話し手にとってはすごく楽しいい。実は〇〇は△△でね(*‘∀‘)!?と、会話のボールも弾みまくりだ。

 

全く知らない話題が見つかり 話す・聞くの役割が一段と明確になる図

 

さらにもう一つは、『共通の話題には、お互いのこだわりがある』という注意点があるためである。つまり野球やサッカーのお気に入りチームがある様に、お互い否定されたくない要素を持っているのだ。

 

特に政治や野球などは、猛烈にヒートアップしやすい種類の話題。しかし傾聴ではあくまで相手の話を聞くことが目的のため、自分を抑えきれなくなる会話は極力避けたいものである。

 

そのため会話においてパクっと食いつくべきは、共通話題ではなく知らない話題僕、知れる・私、話せるの、古い言い方をすればwin-winの関係が完成するだろう。

 

共通ではない話題の場合では それぞれがメリットを得やすい

 

アドバイス・結論は基本不要(例外アリ)

 

さらに最も重要なのは、相手はアドバイス・結論を求めていないということ。そしてそこから派生するのは、話をまとめること・要約・総括も一切不要であるという点である。

 

これは私自身、数十回以上コンサルの先輩に怒られた内容である。かなり重要な傾聴テクであるため、怒られたことランキングを勝手に開催しても良いだろうか。

 

めちゃ怒られたランキング(アドバイス・結論編)
  • 途中で全てが分かったように、結論を出すな
  • 話を途中で纏めて、頭の回転速いでしょ?的アピールをするな
  • そもそも会話に結論を出すな
  • アドバイスが欲しいか、単刀直入に確認しろ(※要注意)
  • 話し手が組み立てている、彼らの予定を崩すな

 

ちょっと角が立った表現で、誠に申し訳ない。ただ確かにこれらは、会話の進行上問題のある行動だった。

 

それはなぜなら、確実に話し手の方が話の全体像を知っているから。同時に多くの方が会話を始めたタイミングで、既に結論を持っているためである。

 

つまり繰り返しになるが、聞き手の役割とはあくまで傾聴である。同時に話し手が予定している全体の流れを、要約や纏めといった行為で遮ってはならないのだ。

 

無意識のうちに組み立てられる 話し手様の会話の全体像

 

もしかしたら彼は、最高のオチを用意しているかもしれない。もしかしたらでもね(*‘∀‘)!?と急カーブをして、ムカつく上司の擁護に回るかもしれない。

 

しかしスムーズな会話の助けになると思い、不用意に会話をまとめてしまったら。その話は強制的に、その段階で一つのゴールを迎えてしまう。

 

あのバカ上司がね(; ・`д・´)!?と話し手様が言った直後に要約すれば、その会話での急カーブは難しくなる。つまり全て終わり、強制終了にも似た役割を担ってしまうのである。

 

傾聴を目的にしている時は 思わず使っちゃいそうな『纏め』は禁止

 

さらにアドバイスに関しても、細心の注意が必要だ。何故なら結論と同様に、アドバイス自体を求めていないケースが非常に多いためである。

 

これは恋愛や仕事の会話に多く見られ、聞き手の中で既に答えが出ているパターンだ。そしてその会話の中で、自身の正当性を探し出そうとしているケースである。

 

自身の正当性を、会話の中で探す。つまり自分が悪くないことを、 会話を通じて発見したいということ。

 

勿論それ自体は全く悪いことではなく、個人的にもすごく共感できる。人と話をしたい時とは、往々にして言葉の支えが欲しい時だ。

 

しかし話を聞かれた側としては、どうしても何かを差し上げたくなる。とっておきで目から鱗の、スペシャルソリューションをお持ち帰りいただきたくなってしまう。

 

だが多くの場合、アドバイスというものは現状の否定をすることから始めなければならない。この点は良くないから、こうすれば良いんじゃないかな?と。

 

そのため前述の『否定しない』という注意点と、どうしても矛盾してしまう。特に論理的な相談(不倫や犯罪等)は、善・悪の基準だけで会話を進めてしまいやすい。

 

現状を否定せずアドバイスする事が 実はものっそい難しいことに気付く図

 

しかし実際に相談をしてくれている時点で、善・悪の基準はある程度理解されていることが多い。いわば悪い事とは分かっている前提で、それに対して悪いことだよ( ˘•ω•˘ )!と助言することに意味があるかどうかである。

 

つまり話し手様に聞き入れる余裕がなければ、アドバイス自体が崩壊する。そしてあとに残るのは、ただ否定されたという疎外感と虚無感だけかもしれない。

 

そのためアドバイスをするならば、その方が本当に求めているかを判断しよう。その状態をしっかり見極めて、時には単刀直入に聞くべきかもしれない。

 

信頼関係が既に出来ているならば 助言の要・不要を単刀直入に尋ねてみる

 

長々とご覧いただき、本当に有難う。では次に『先入観と無意識の排除』について進んで行こう。

 

少し意味不明にも思える、このセクション。ただこれから傾聴マスターを目指すうえで、是非とも意識しておきたい考え方の一つである。

 

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会話での先入観と無意識の排除

先入観と無意識の排除

 

先入観と無意識。

 

(´・ω・)?

 

ちょっと意識高そうな単語を選んでしまい、誠に申し訳ない。ただ会話における先入観と、思わず選択してしまう無意識の行動は、人の話を聞く上で重要な注意点である。

 

すごく分かりにくい。もっと簡単な言葉で、言い換えよう。

 

つまり先入観と無意識とは、決めつけてしまうこと(先入観)と思わずしてしまうこと(無意識)。快適な会話では、この二つに注意しましょう!という内容である。

 

決めつけてしまうこと+思わずしてしまうこと

 

会話における先入観の排除

 

まず繰り返しになるが、興味を持たれない会話とは本当にキツイ。そして同じくらいキツイのが、自分が全く興味を持てない会話である。

 

これは多くの方がご経験済みだと思われるが、意外と興味とは持てないものだ。特に話し手様の愚痴や不満が含まれる会話には、興味が湧かないケーズが大半である。

 

私も2時間ほど職場の愚痴を拝聴した時、興味を持つことの難しさに驚いた。いったいどうすれば、仕事中にプロテインを飲む上司の愚痴に興味を持てるのだろうと。

 

そんな時に高確率で感じてしまう、どうでもいいという負の感情。この感情が湧きあがると、前述の拝聴テクは全て瓦解する。

 

大変恐ろしい感情『どうでもいい』が 胡瓜好きトークにより引き出される図

 

この感情は、仕方がないと考えるべきか。全ての方と心地良い話を展開することは、不可能だと捉えるべきか。

 

確かにそう割り切った方が、圧倒的に楽である。興味がない会話や飲み会は、極力回避するべきであると。

 

ただ社会人たるもの、そうもいかない場合もある。男には、激烈に興味がないお客様の脂肪吸引話を聞かなければならない時がある。

 

そんな時に大切なのは、先入観の排除である。その会話が本当に興味を持てないか、先入観で決めつけてはいないだろうか。

 

問題は話者ではなく、興味が持てる話題を引き出さない自分かもしれない。この不毛な会話の海を、どうすれば乗り越えられるのか知恵を振り絞ろう。

 

頭の中で、会話の全体像をイメージしよう、その会話の中には、本当に一片の興味も漂っていないだろうか。

 

いやそんなことはない。実際にお客様の脂肪吸引話も、最終的にパンフレットを頂く程度には会話は弾みまくった。

 

主題を細かく分岐させると意外と 自分が興味を持てるテーマが隠れている

 

一見興味が持てそうにないメインテーマには、自分の興味が持てる隠れた話題が必ず存在する。そしてその隠れた話題に向かって、少しだけ質問をご誘導されてはいかがだろう。(ほんの少しだけ)

 

勿論その過程でも、前述の相槌やオウム返しを効果的に使い、決して否定しないように拝聴しよう。そして少しでも興味を持てるテーマに近づけば、会話は最高に楽しくなるに違いない。

 

もちろんあまりに話題を急旋回してしまうような、強烈な質問は控えるべきだ。あくまで話者が話したいのは脂肪吸引であり、その全体構成は決して崩してはならない。

 

ただ聞き手にも聞き手の、心地良く聞ける話題というものが存在する。そのため少しだけ自然に、興味がある内容にご誘導されてはいかがだろう。

 

そうすれば会話はよりスムーズになり、話し手様もテンションマックス。なぜなら聞き手もその話題に興味があり、ふんふんふん(*‘∀‘)!と完全なる拝聴モードだから。

 

ただ繰り返しにはなるが、投げかける質問は主題からずれすぎないように。これはあくまで聞き手の快適さを会話で見つける、バランス良く活用したい裏技術である。

 

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無意識の排除

 

また同じくらい重要なのは、会話における無意識の排除である。つまり気付かずに行ってしまうクセや話し方が、私達の中には存在する。

 

そしてそれは、高確率で話し手の方に悟られる。私の中の無意識が、話しにくい環境を作り上げてしまっていたのである。

 

ただ会話における無意識のクセや行動は、人によって千差万別。ちなみに私の場合、相手と目を合わせすぎるという、良さそうで実は良くない無意識のクセを持っていた。

 

これは祖母の、目を見て話しんさい( ˘•ω•˘ )!という教えの結果。それ自体は悪いことではないが、あまりに凝視しすぎることは相手には圧迫感として伝わってしまう。

 

見すぎ事件

 

そして会話中に無意識に出てしまう治すべき行動とは、具体的には以下の通り。もし気付かぬうちに行っているならば、早急にお治しになるべきかもしれない。

 

会話中に無意識で行ってしまう行動
  • 髪を頻繁に触る
  • スマホをチラチラみる、又は操作する
  • 腕時計を頻繁に見る
  • 貧乏ゆすり
  • 周囲への配慮のなさ(店員様に横柄など)
  • 食事中の咀嚼音(※超要改善
  • 会話中に周囲の人を観察する(特に美男・美女を)
  • 平気で電話に出る(仕事電話なら別問題)
  • 自分の話にすり替える(前述の問題点)
  • あいづちの際に鼻で笑う(乾いたミッキー風に)

 

正直ここに例としてあげたものは、一握りに過ぎないだろう。探せば探すほど、無意識のクセや習慣は溢れるように飛び出してくる。

 

ただこれは全部治すべきだ!というお話ではない。時にその方の個性を形成する場合もああるため、特に気になった無意識の悪習慣をバランス良く改善すべきだろう。

 

そしてこれらを治すには、ずばりお願いしよう。ご友人やご家族様に会話中の注意点を率直に聞いてみる方法が、簡単で効率的だ。 

会話における自分の悪い癖を 知人や友人にチェックして貰う図

 

もちろんこれは、結構きつい。人に悪い部分を指摘されるのは、決して良い気分ではないはずだ。

 

ただ悪い癖をそのままにしておくのは、値札が付いた服を着続けているようなもの。早急に剥がして貰い、心地良い会話をご堪能いただきたい。

 

意外に気が付かない悪習慣をご指摘いただくこともあり、そのタイミングは若ければ若いほど良いだろう。年を取ると習慣は決定事項として固まりやすく、改善には猛烈な努力が必要になるから。

 

~ 過去の習慣を乗り越える、新習慣化テクはコチラ! ~

 

さぁ、そして残すはあと一つ。会話での理想的な姿勢についてである。

 

どんな姿勢で会話を拝聴すれば、より心地良い雰囲気を作れるか。聞き手に求められる理想的なスタンスとは、一体なんだろう。

 

聞き手の理想的な姿勢

聞き手の理想的な姿勢

 

千差万別。

 

まず聞き手の姿勢や態度とは、聞き手の性格話し相手により左右する。友人との会話ならハイボール片手に傾聴し、結婚の申し込みなら座布団の上に正座されていることだろう。

 

そのためここでご説明する理想的な姿勢とは、あくまで応用が効きやすいベースの姿勢。聞き手に安心感を与えやすい、オールマイティな姿勢だとお考えいただきたい。

 

 

拝聴する上での基本的な姿勢

 

 

そしてその具体的な理想の姿勢とは、ずばり以下の通り。これらは話し手が圧迫感を感じにくい、話し易さを増大させる方法である。

 

理想的な聞き手の姿勢
  1. 腰を安定させ、ゆったりとした動作落ち着いた口調
  2. 感情は2/3程度に抑え、過度に驚きすぎない
  3. 腕組み・見下ろしなどは決してせず、常に優しい口調
  4. 絶望・孤独・失敗など、否定的な単語は使わない
  5. 座る位置は対面ではなく、斜め45度(※絶対ではない)
  6. 励ましすぎない(※要注意

 

基本ゆったり。

 

これが人の話を聞く上で、最も柔軟に聞きやすい基本の姿勢。口調・動作・感情共に、普段より緩いイメージでお話しいただくと最高だ。

 

ただ相槌に関しては、時に大げさなほど行うべきというご意見もある。確かにそれは相手の話を聞く上で、最大の話聞いてまっせアピールとなるだろう。

 

しかし会話の内容によっては、あまり驚かれたくないことも多い。実は借金500万あるんだ…などの激白では、ほー…('Д')と控えめの反応の方が相手を不用意に傷つけない。

どんな激白にも耐えられるように 感情(特に驚き)ゲージを少し下げる図

 

同時に椅子に座る姿勢に関しても、どっしりと構える方が安心感を与えられる。さらに話し方・相槌・返答もゆったり行えば、焦る必要がない会話だと印象付けられる。

 

ただ猛烈な長話しに発展しそうな相手様の場合、最初から時間を50分程度に区切ると良いだろう。ちなみにこの50分の根拠は、一般的な精神療法の面接時間である。

 

その切り出し方は、『じっくり聞きたいんだけど、50分後に次の予定があるんだよね!』と。『でもその50分だけでも良いから、是非聞かせて欲しいんだ!』と、前のめりになってお伝えしよう。

 

するとあまりに具体的な端数の時間であるため、本当に時間を割いてくれたのだな?と好印象に繋がるはず…。50分は意外に長時間のため、ご満足いただける時間ではないだろうか?

 

いや…。本当にそうかな…(; ˘•ω•˘ )?

 

正直この点は希望的観測が少し含まれていることを、謝罪申し上げたい。だったらイイな!という、ちょっと勝手な憶測である。

 

ただやはり時間を区切るのは、双方にとって大変重要だ。時に数時間繰り返される同じ話は、両者にとってマイナスにしかならないだろう。

 

小学校の授業時間程度に区切り 間延びと集中力の欠落を防ぐ
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励ましは時にプレッシャーに変わる

 

そしてこのセクションで最も重要なのは、最後の『励ましすぎない』こと。これが意外と難しい技術であり、過度の励ましは避けるべきという内容である。

 

会話で最も使い易い励まし技術は、実は本当に使い方が難しい。ともすれば全肯定するだけの話術となり、話し手の真意を見失う可能性がある。

 

なぜなら励ましは、時にプレッシャーに変わる場合がある。これほど頑張っているのに、さらにまだ頑張れというのかと。

 

もちろん多くの場合、励ましは奮起・支援の言葉として受け取られる。ただ本当に辛い状況の話し手様にとって、励ましが必ずしも無条件の救済となる場合ばかりではない。

 

つまり話を聞いて欲しいだけの方にとって、励ましは時にアドバイスに近い返答となる。間違っていないから頑張れ!と、方向を示す助言に成り得てしまう。

 

ただ聞いて欲しいだけなのに、辛い気持ちを理解して欲しいだけなのに。そんな時に励ましとは、意外とキツイものなのだ。

 

ただ話を聞いて頂けるだけで 本当に心が救われることも多々ある

励ましを多用するべきではない、隠れた理由

 

さらにもう一つ。

 

これは意外と多い問題点であり、正直申し上げるべきではないかもしれない。話聴いてる間、お前そんなこと考えてんのか(; ・`д・´)!?と、神経を疑われてしまいそうだから。

 

でも投石を受けながらも、折角なので申し上げたい。励ましを多用するべきではないのは、話し手様が盛っている可能性があるためだ。

 

は、はぁ('Д')!?

 

も、盛ってないわっ(;´・ω・)!

お前と二度と話さないからなっ!

 

本当に陰湿な考え方で、誠に申し訳ない。ただ人の話を正しく聞く上で、これは決して見逃せない問題点なのだ。

 

ここで例を挙げさせていただきたい。

 

まず私が信頼のおける友人に、何か相談をするとしよう。仕事上の問題でも恋愛・人間関係でも、その内容はなんでも良い。

 

そしてその話を友人に伝える際、私は100%真実だけを伝えるだろうか。仕事における自分の非など、100%誤差のない情報を友人に話すだろうか。

 

いや、話さない。

 

正しくは怖くて話せないが、正解である。やはり少なからず、自分にとって有利なように話を補正して伝える可能性が激高だ。

 

自分に都合良く事実を補正し 非難を回避しようとする狡猾な著者
 

さらに愚痴やケンカ・人間関係の問題になると、その補正は少しではなくなる。時に自分に非がないように聞こえるよう、様々な話術を使い大幅に補正しながら伝えてしまう。

 

これは法トラブルなどの話者が感情的な時に、非常に起きやすい現象の一つ。つまり自身の正当性を探そうとするうちに、会話が無意識のうちに歪曲している可能性が高くなるのである。

 

そしてその間違った情報を前提として『貴方は悪くない』などと励まそうものなら、人は自分に都合の良い情報だけを咀嚼しやすい。結果やはり自分は悪くなかったのだ!と、間違った確信を与えてしまうことになる。(※本来相談では善悪の判断も危険)

 

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そして結果的に不利益を被るのは、自分が悪くないと信じ切って行動してしまう話者である。本来考え方を変えるべきなのに、励ましたことで最悪の結果が待っている可能性がある。

 

これは過去実際に、私が業務上で犯してしまった大失態だ。励まし=無条件の救済のように考えてしまい、誤った自信を相談者様に与えてしまった。

 

結果的に少なからず信頼を失い、当時は心の底から反省したのを覚えている。実際には反省という言葉だけでは補えず、相応の対応に駆けずり回った。

 

つまり、励ましは本当に難しい。そんなつもりで励ましていないのに、話し手はプレッシャーや強い支援のように受け取ってしまうから。

 

そのため励ましを多用しない本当の理由は、話し手の補正が図れないから。励ましの有効性を否定するのではなく、その弊害を恐怖するためである。

 

ちょっと話が複雑になり、誠に申し訳ない。

 

つまり簡単に言うと、励ましすぎると想像しない問題が起こるよ!と。最高に使い易くて元気も頂けるけど、それよりも話を聞いてあげる方が良いよ!と言うことである。

 

これは決して松岡修造氏に宣戦布告するわけではなく、励ましの効能を否定するものでもない。ただ純粋に、人の話を聞くうえでの注意点と予防策のお話である。

 

ここまで数々の傾聴テクニックをお伝えさせていただいたが、正直全ての方に受け入れられる方法ばかりではないだろう。それほど会話や意思疎通いう行為では、思わず助言・反論をしたくなるものだから。

 

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んじゃ!

良かったら、今度話そうね(*‘∀‘)!

 

※本記事のイラストはイメージであり、本質的な構造を表現するものではありません。何卒ご容赦ください。