2018-03-01から1ヶ月間の記事一覧
お世話になった鳳凰にお別れを告げ、次の杯化へと出発する。そしてそこでの初めての寝台列車では、同室の方への底知れぬ不安が溢れていた。
遂に最終日を迎えた、鳳凰の街。いつまでもここにいたかったが、次の紹興への寝台列車に向けて、大きなリュックを背負いこむ。するとドミトリーの子供達が、じっとこちらを見つめている。
最終日に差し掛かった、鳳凰旅行。そして残すは、思わず無言になってしまう川下り。昼と夜のその姿は、声を失う感動を与えてくれた。
良く考えればこの中国奥地で、日本語が通じるわけもない。相方もちこの捻挫を治すべく、現地の薬局を探し当てる。しかしその難題は、中国語を話せない私にとっては試練だった。
夕方を迎える、中国鳳凰。明かりが落ちると同時に、街の雰囲気は超観光地へと姿を変えた。そんな時に起こった、大きな異変。中国語が話せないことが、これほど厄介なことになろうとは。